男子では高校生まで金属バット、大学生・社会人・プロは木製バットを使用しています。女子では、どのようなバットを使用しているのか、どのような規定があるのか、みていきたいと思います。
全日本女子野球連盟により定められているのは、金属バットにおいては「中学硬式用」もしくは「硬式用」。木製バット、木片接合バット、竹接合バットにおいては、全日本バット工業会から公示されているブランド。
となっています。
規定には金属バット、木製バットどちらも使用が可能になってますが、実際に選手が使用しているのは金属バットが多いです。女子の選手が、試合で木製バットを使用しているのはあまり見た事がありません。
女子野球では、中学生から社会人までバットの使用区分がありません。そのため、中学生以降は高校生も、社会人も、軽くて振り抜きやすい『中学硬式用』を使用している選手がほとんどです。
中には硬式用を使用する選手もいますが、あまり見かけないですね。
硬式用バットの仕様は、
重さ:900g以上
参考までに↓(バットをクリックすると硬式用バット一覧に飛べます)
中学硬式用バットの仕様は、
重さ:700g前半〜800g後半
参考までに↓(バットをクリックすると中学硬式用で女子野球にもかなり人気のスカイビートに飛べます)
長さ・重さ・振り抜きやすさ
これらは、パワーやスイングスピードによって好みが大きく異なってきます。
その中でも平均的に見てみると、
重さは800g前後、長さは83cmが多いように感じます。
硬式用は900g以上と定められていて、体格が良い選手や、パワーヒッターが使用していることが多いです。
一方中学硬式用では、長さに加え重さも幅広く選ぶことができ、より細かく自分に合ったバットを選ぶことができます。
これから初めて硬式を始める方には「中学硬式用」をおすすめします。体格や技術力など個人差はありますが、まずは振り抜きやすい中学硬式用を使用してみてはいかがでしょうか?
みなさんは女子野球(硬式)のバット事情について知っていましたか??
男子に比べて筋力が少ない女子の選手は、軽くて振り抜きやすい中学硬式用を使用する選手が大半を占めているということですね。
次回は、バットの人気メーカーや種類を詳しくみていきたいと思います。
がんばろう!女子野球!